ニッパチの法則とは2月と8月に売上が減少すること

キャバクラ嬢として働く前に知っておきたい「ニッパチの法則(2:8の法則)」を説明しますね。
覚えておくと、シーズンによって働き方や動き方を変えることができて、安定して稼げるようになりますよ。
このニッパチの法則ですけど、これは1年のうちで2月と8月が他の月と比べて売上が落ちてしまう現象のことです。
キャバクラだけではなく、飲食店などサービス業全般に当てはまる法則なんですよ。
いわゆる閑散期ですね。
特にキャバクラみたいな夜のサービス業は影響を受けやすいので、お仕事を始める前に頭に入れておくことをオススメします。
キャバクラの売り上げが2月と8月に落ちる理由

「なんで2月と8月に売上が落ちちゃうの?」って不思議に思いますよね。
2月と8月は、世の中の働いている人たちがお金を使わなくなる傾向があるからです。
それぞれの月の特徴から、その理由を考えてみましょう。
2月に売上が落ちる理由

まず2月ですけど、2月って他の月と違って28日しかないですよね?
31日ある月よりも3日も少ないので、単純に3日ぶんの売上が引かれた状態になっちゃうんです。
これが、2月の売上が他の月よりも低い理由の一つ。
もう一つは、クリスマスや年末年始でお金を使った人たちが、買い物をしたり外食したりするのを少し控えることによる影響です。
3月や4月には引っ越しや就職、卒業や入学などイベントや新生活へのスタートが控えてるので、それに備えて消費や浪費を控えておこうって考える人が多いのも、2月にお金を使う人が減っちゃう理由ですね。
8月に売上が落ちる理由

キャバクラって、サラリーマンの利用率がものすごく高いんです。
8月は夏休みやお盆休みで会社員の出勤日数が減っちゃうでしょ?
だからキャバクラに来る人の数も他の月と比べて少なくなっちゃうんだよね。
これがこの時期に売上が落ちてしまう最大の理由です。
家族サービスしないといけない男の人が多かったり、帰省したりして都市部には人が少なくなるタイミングでもあるので、オフィス街や歓楽街にあるキャバクラは8月の売上が下がっちゃうんです。
ニッパチの時期にキャバ嬢の身に起こること

キャバクラの売上が落ちるということは、キャバクラ嬢にもデメリットが生じるってことです。
大人気の店舗なら大丈夫なんですけど、ニッパチの時期はもしかしたらこういうこともあるかもしれません。
せっかく稼ぐためにキャバ嬢始めたのに、早上がりの対象になったりシフトには入れなかったら困っちゃいますよね。
これぞニッパチの法則の怖いところです。
閑散期にキャバ嬢がするべき対策

ニッパチの法則がいくら怖くてキャバ嬢にとってデメリットをもたらすものであっても、2月と8月をこの世から消し去ることはできません。
キャバクラで働いていれば、この閑散期とは絶対に遭遇してしまいます。
怖がるのではなくて、「じゃあ、2月と8月は他の月とは違う働き方をしてみよう!」とポジティブに考えた方がいいですよ。
対策をとっておけば、せめて自分だけは他の月と変わらずに稼げちゃうかもしれません。
同伴やアフターを積極的に行う
お客さんと店外で会う同伴やアフター。
ちょっと面倒に感じるかもしれないけど、これを積極的にやっておけば、指名客を確保しやすくなります。
年明けあたりや夏前に同伴したい雰囲気を出しておけば、閑散期でも指名客を減らさずに済むはずです。
同じようなタイミングでアフターにもお付き合いすれば、間を空けずにお店に来てくれるかも♪
同伴やアフターはお客さんの心を掴むのに効果的なので、積極的にお付き合いしてあげましょう。
営業を頑張る

メールやLINEをこまめに送ってみましょう。
普段は連絡をしないお客さんにもコンタクトを取ることで、ニッパチの時期でも安定してお客さんを確保できるかもしれません。
イベントを最大限活用する

2月にはバレンタイン、8月は花火大会やお祭りなど、イベントごとは意外と多いです。
これを利用するのもアリ!
2月だったら「チョコレート渡したい」なんて言えば来てくれるかもしれません。
8月なら「私の浴衣姿を見に来て」なんて言えば足を運んでくれるかもしれません。
バレンタインや花火大会を理由に同伴に誘うのもアリ!
そういうイベントを積極的にやってるキャバクラ店を最初から選ぶっていうのも、ニッパチの法則を打ち破る一つの対策になるかもしれませんね。